Amore familiare 家族愛
イタリアの人たちはマザコンというけれど・・
今回、マザコンという意味がマイナスイメージからプラスイメージになりました。
今までマザコンとは、ママのことが大好きで恋人よりもママ、ママが決めることが一番でだらしがない人のことのようなイメージがありました。
そう、確かにイタリア人はマザコンだと思います。
情熱深い人たちにとって家族、また血の繋がった人を大切に思うっていうことは当たり前なんです。
子どものことを何よりも大切に自分のことよりも真っ先に助けてしまう、考えてしまう・・
それがママ。
そんなママに愛情を持って接することのどこが悪いんでしょう。
見て触れてお互い家族間で大切に想いあってるのがよくわかります。
♡連絡を密にとってお互いのことをちゃんと理解してる。
♡どれだけ離れていても、家族のところへは帰って大事な日は過ごす。誕生日や日本でいう正月のようなイベントの時は必ず。
それが年月がいくら過ぎようとも、自分が成人して大人になったとしても。
ママがママなのには変わらない。
同じように愛してくれて、同じように愛すべきなんだと思います。
日本にいたころは、大きくなればなるほど、自立しなければいけない、またいつまでも親に甘えているのが恥のような風習があって、あまり日常を語りあうことも一緒に過ごすこともどんどんなくなってきました。
それが自立と勘違いしてたみたいです。
イタリアの友人のマダレンナが教えてくれました。
自分の産んでくれた育ててくれたママ、またそのママを育ててくれたママ。そして支えてくれたパパやそのパパの話を小さい頃はあまり聞く耳を持たなかった。
けど、大きくなってどうして聞かなかったんだろうと後悔してる。
今は、自分を作ってくれた人、ママ、パパ、ノンノ(おじいちゃん)、ノンナ(おばあちゃん)がどういう人なのか、どういう環境で育ったのか。
自分がどういう人なのかを知ることに繋がる。
今は話をするのが楽しい。
と・・
だからお互いの事もよくわかりあっているし、たとえ離れていても、成人して大きくなっていても、大事な家族との連絡は欠かさずしている。
とてもイタリア人は愛を大事にしている。
大事にしているからこそ、連絡も多くとって、ちゃんと触れ合ってる。
とても素敵な人種だと心から想います♪
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