アマルフィ海岸 Amalfi
古代ローマ時代、4世紀ごろ、戦火より逃れるために住み替えたところからここに集落が始まったようです。アラブに木材を売って金をもらい、金をビザンチンで高級織物、貴金属や香辛料を交換。イタリア、アラブ、ビザンチンでの貿易により巨大な富をもとにナポリ国家からも独立したそうです。
カンパーニア州にある全長40kmのユネスコ世界遺産になっており美しい景観。
西のソレントから東のサレルノにかけての40Kmあるアマルフィ海岸線Costiera Amalfitana。
西から
ポジターノ(Positano)
プライアーノ(Praiano)
フローレ(Furore)
アマルフィ(Amalfi)
ラヴェッロ(Ravello)
ミノーリ(Minori)
マイオーリ(Maiori)
ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul Mare)と珠玉の町が続いています。
途中アマルフィの西にあるコンカ・デイ・マリーニ(Conca dei Marini)の近くにはエメラルドの洞窟(Grotta di Smeraldo)という洞窟もあります。
このアマルフィ海岸線を行き来するのは、バスかフェリー。
断崖絶壁のキワの部分を大型バスがすれ違います。またある程度速いスピードで・・
バスに比べるとフェリーはとても快適です。それも絶景なアマルフィ海岸を船のデッキから見渡せる。ただお金が少し高い。
アマルフィの見どころと言えば、ドゥモ!!
もともと9世紀に創建し11世紀にはコンスタンティノーブル(東ローマ帝国=ビザンチン帝国首都、今のトルコの首都イスタンブル)よりビザンチン様式(大きなドームやモザイクが特徴)の大きなブロンズ扉、モザイク様式のファザード。
下は貴族の墓。「天国の回廊」ムーア様式(イスラムの北アフリカ人のことをムーア、ラテン系が融合したもの)
中世、アマルフィはイタリア内における海洋国家4つの1つとして発展しています。
今でもこの4つの国家(地域)を讃えてレガッタというお祭りもあるくらい。
この4つの国が
ヴェネツィア(左上の獅子)
ジェノヴァ(右上の十字)
ピサ(右下の十字)
アマルフィ(左下)
南イタリアの海岸付近には特に土産品でよく見かけるカラフルな陶器たち。
アマルフィ海岸の付け根に位置する小さな街、ヴィエトリ・スル・マーレ(Vietri sul mare)は陶器の街としてイタリア国内でも大変有名です。
アマルフィでもたくさん売ってます。とてもカラフルでおしゃれ♪
0コメント