シチリア旅行 エトナ山
何が何でも行きたかったエトナ山!!
ヨーロッパ最大の活火山にして、イタリアでアルプスを除いて最高峰の山。ストロンボリ火山、ヴェスヴィオ火山がありますけど、2番目に大きいヴェスヴィオ火山より3倍も大きいエトナ山。
エトナ火山は、世界で最も活動的な火山の一つであり、ほとんど常に噴火している。時には大きな噴火を起こすこともあるが、特別に危険な火山とは見なされておらず、数千人が斜面とふもとに住む。肥えた火山性土壌は農業に適し、ふもとには葡萄園や果樹園が広がる。 エトナ火山の活動は、約50万年前から開始している。
エトナ山には、ギリシア神話やローマ神話より様々な伝説がある。
風の神アイオロスは、エトナ山の洞窟に風を閉じ込めた。 ゼウスに敗れた怪物テューポーンはエトナ山に封印され、以来、テューポーンがエトナ山の重圧を逃れようともがくたび、噴火が起こるという。
別の説によると、エトナ山にはアテーナーに敗れた巨人エンケラドスが封印されており、山の下から炎を吐き続けているという。
炎と鍛冶の神ヘーパイストスは、エトナ山の下で鍛冶を行い、炎の神アドラノスを山から追い出したという。
哲学者のエンペドクレスは自身が神であることを証明するために紀元前430年頃にエトナ山の火口に身を投げたという。
ノアの大洪水を引き起こした。
シチリアのアガタが250年頃に殉教した翌年、エトナ山が爆発して麓の街カターニアを溶岩流が襲ったときに、聖遺物のベールをかざすと溶岩が止まり、街が救われたと伝えられる。
(ウィキペディア参照)
過去に死者を出し、ニコロシ村の全部とカタニア市の半分が壊滅(1693年の大地震で全滅)したこともある。現在、最後の噴火は 2015年12月4日:噴煙が上空約7000mまで到達したらしい。
(ウィキペディア参照)
私が行った時も2つの火口よりガスが噴出し、1つは湯気が出ていました( ^_^)/~~~
行き方としては、
麓まで(1900メートル)車で行き、そこからロープウェイで(2500メートル)
その後、ジープで頂上まで(3000メートル付近)
頂上ではガイドさんが待ち構えていて、イタリア語と英語で説明して火口付近まで歩いて行きます。
黄色の土は硫黄、赤色の土は鉄で冬になると雪が積もるので濡れ酸化されています。
少し土に触れると暖かい。火山活動が今も動いているのがわかります。
ウィキペディアのイタリア語版によると、90数回は噴火をしている。
その中のまだ新しい2013年の噴火の動画が下記。(you tubeより)
とにかく、圧巻の一言!!
自然のスペクタクルショーは見なくちゃ!と納得するものでした!
現在も活動して生きているエトナ山に触れることはシチリア訪問の際は、是非ともオススメです。
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