シチリア旅行 パレルモ編 part 1
日本で働いている間は、そんなに休みが取れない!ましてや、私の旦那さんはコックさん。全く持って休みが取れませんでした。。。
こちらイタリアでは休みは大事。Dolce la vitaと言う言葉もあるくらい。何もしない人生の気楽さ、楽しさのようなことを謳っています。まぁ、このイタリアの不況もありどんどん厳しくなっていることも事実。
旦那さんの働き場所も今年あたりから一日中、年中無休で働くというスタイルに変わったくらいです。。(^^;;
カトリックの国でしたが、もう日曜が休みとは決まってないみたいです。。本来は、仕事を休み、礼拝を行う聖なる日。神が6日間の創造の業を完了し、7日目に休息したこと(旧約聖書「創世記」)による。イエスの復活した日曜日を安息日だったのに。。
今回、夏休みを1週間いただきまして、太陽の国、東洋と西洋の文化融合の地、念願のシチリアへ♫
ピサからほんの1時間30で到着しました〜!!
今回はRYNAIRを利用。ヨーロッパ最大の格安航空会社。現在、最大の航路ネットワークを展開しています。
最初に宿へ。
宿はAir BNBと今は日本でも広がってきている民泊サイトを事前に予約して、優しいホストさんがチェックイン前に「どうぞ、荷物だけでも預けていいよ」とわざわざ、申し出あり。
海外での民泊が怖いと思うところですが、実際、今まで民泊ばかり使用してきてますが、ホテルよりも安くて、場合によればホテルよりも広く、ホストさんも身近なので優しさを肌で実感できます。
ただ、私は口コミ件数に評価をしっかり見て検討していくことが本当、重要です。
今回の場所も綺麗で安くて、ホストさんも優しく正解♫
市内のVia Napoliにあるので、すごく観光に便利♫
さぁ、観光へ!
でもその前に目覚ましコーヒーを。。朝3時ごろよりピサ空港に行くバスに乗り睡眠不足な私たち。。お腹も減って眠たくて力が出ません(-_-)zzz
Via Napoliは少し暗い雰囲気のところだったけど。Via Maquedaというすぐ近くのこの道はモダンで新しいおしゃれなお店がたくさん。
カフェ屋、アランチーノ専門店、ジェラート屋、フルーツ専門店など。
その中のカフェ屋さんで、私たち定番の朝ご飯メニュー。クロワッサンのチョコーレート入りとカプチーノで、お目覚めコーヒー(*☻-☻*)
ちょっと付け加え、
マフィアの国ってイメージもあるシチリア、確かに18世紀末頃から「コーザ・ノストラ」という名、「私たちのもの」という意味のマフィアが発祥し数々、問題もあるところ。
マフィアは私たち、観光客には興味はないので問題ないと思いますが、やはり治安が悪いのはある。それも日本人となると、どうしてもお金持ちに見られてしまうので、私たちも一工夫(^^)
・お金を払う時は、小銭できっちり。⇨大きいお金を出して偽金つかまされないため
・買う前には、必ず、値段確認。⇨イタリアでは食後に払うことが多いので、払う時に行ってももうすでに遅い
・貴重品は身に着ける。⇨服の下。もしくは、イタリアの友人にも言われた方法が、小さな袋にお金を入れて、安全ピンでインナーやズボンの内ポケットに留めておく
などなど。。
なので、小銭だけを鞄から出して、20・30・・と細かく支払う。
さぁ、今度こそ観光だ〜!!
まず、最初にパレルモ大聖堂へ。
もともとは古代墓地で、その後キリスト教のバジリカが建ち、イスラム教徒によってモスクに変えられて、パレルモ大司教の建設総指揮のもと、シチリア・ノルマン様式のパレルモ大聖堂として創建され、何度も修復や増築があって今の様式のよう。
ヤシの木やところどころイスラムの影響を受けている部分があり、イタリアだけど異国の地の雰囲気がかなりあります。
中はシンプルな作り。
シチリアといえば、モザイク。あまりラヴェンナほど有名ではないかもしれないですが、一見の価値あり。ノルマン王宮建設にはノルマン人が来る前はシチリアを支配していたギリシャ人(ビザンチン帝国)、イスラム教徒が関わっていたようで、ノルマン人・スペイン・ブルボン家なども利用したようです。
多文化融合で、歴史も古いです。
ここのパラティーナ礼拝堂の金箔一面のモザイクの部屋は見てのとおり、また、歴史上価値からも輝かしいものそのもの!!
これはパラティーナ礼拝堂の入口
パラティーナ礼拝堂内部
その後、モンレアーノへ。モンレアーノはウィリアム2世が教皇に威を見せるため建設したが、これ程大規模で息を呑むほど美しいモザイクはラヴェンナのモザイクに引けをとらない。特に内陣のキリスト像は凄い。ローマの柱、ビザンチンのモザイク、イスラムのアーチと幾何学模様等の事。モザイク装飾面積世界一の大聖堂には絶対行かなくては!!と意気込む私たち。。
に待っていたのは・・
part 2 へ♫
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