シチリア旅行 パレルモ編 part 2
モンレアーノは、バスで市内から30分のところ。
市内には観光客をカモにしてやろうと、「タクシーで往復〇〇ユーロでこれだけで連れてってあげるよ」と甘い声を必死にかけてくる人が多いのでご注意です。
バスの切符を駅構内で購入して、停留所に行くと・・
1時間に一本のバスのようで1時間待つことに。
ものは考えようで、ならその1時間以内にまだ見たかった 教会へ!!
サンタ・マリア・デッラミラーリオ教会
また、この教会内も素晴らしいモザイクが装飾されていることで有名。そう、これを見るために急いで市内に戻り、さっき観光案内の人にこの下記の建物内だと聞いて、迷いなくすぐ突入。
で中に入ってみると、想像したモザイクではなく、上記の素晴らしい教会ではなく下の教会に入ってしまい、また、ここが変わった教会だったんです。
入口にカーテンが引かれて、入場料を払い、中に入るとただ下のような空洞だけ。
どうやら古いカトリックのものらしいのですが、説明用紙を他のヨーロッパ人はいただくので、私にもくださいと受付に行くと、
「イタリア語も英語ももうなし、当然、日本語もなし」とのことで、全く理解できぬままただ呆然と他の客と混ざって座るという、急いでいる最中、よくわからぬ瞑想の時間がありました( ? _ ? )
その後、希望していた上記の教会を慌ただしく見るという結果に。。。(^^;;
駅に戻りバスでモンレアーノへ。
1時間バスを待ち30分かけてやってきました。世界一のモザイク面積を誇るモンレアーノ!!(^ ^)/
でも様子が違い、観光客がみんな入口で集まってるだけで入れない様子。。
近づいて見てみると。
結婚式でした!!
こんな金箔一面のモザイクの中、結婚できるなんて幸せだな〜としばらく眺め。
ということは、今日は入れないということ。
がっかりして近くを散策。と言ってもここがメインなので、他はほぼありません。
次のバス出発をただひたすら待つだけ・・・
と思っていると、どこかで見たことあるイタリア人が「おいで」と手招き。
バスの運転手さんでした。
彼についていくと、そこは開けた海まで見渡せる壮大な景色が待ってました。
パレルモが一望!!!
パレルモは背後を山で囲まれ、その後背地はコンカ・ドーロ、“黄金の盆地”と呼ばれているそうです。昔、この後背地は一面の柑橘類畑で、太陽に照らされた柑橘類が黄金に輝いたことから、この名が付けられたようです。
感動!!ここからパレルモ全てが見渡せる。また、バス運転手さんがこのパレルモで育ち、子どものころは海に毎日のように飛び込んでいたやこのパレルモの白桃の美味しさやスペインレモンとシチリアレモンの違いなどお喋りし、ガジュマルの木の下をくぐりもう一度バスに乗り市内へ。
髭面の顔立ちの濃い見た目が怖いイタリア人も、たちまち話をしだせば、自分の生まれ故郷や育った地区を絶賛し笑顔で色々教えてくれます。とにかく優しいです。
ぜひ、イタリアに来る時は地元の人に地元愛を聞いてみてください。とても親切に笑顔で語ってくれると思います♫
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