パルマ 生ハム工場
パルマのランギラーノという小さな街に年1回行われる生ハムフェスタに参加する為、フィレンツェから訪れました。
なんだかんだとありましたが、無事、会場に着きイタリアの若者に写真を撮らせてあげる代わりに、街中の案内を簡単にしてもらい、生ハムの試食、ワインも飲み堪能。
そう、そんなに広くない小さな町。
ネット上での宣伝で想像していたよりもこじんまりした可愛いフェスタ。
若者に尋ねるところ、観光客も夜にはキャンティワインも生ハムと一緒に飲める催しがあるため、増えるが昼は少ないようです。
確かに、歩いていてもイタリア人以外、特にアジア人はこの日、私たちだけ。
だから物珍らしげに写真も撮られたのでしょう。
夜にその写真コンテストもあり、主体は夜に重点を置いているみたいです。なので、昼は生ハムの試食会場もなんということに、店員さんも昼時いないところが多いのです。
イタリアではご飯の時間帯が日本に比べて少し遅め。
ランチは13〜15時。
ディナーは20〜22時ごろ。
そう、ランチをしに行かれたようで、試食したくても店員さんがいなくてできないということもありました。
小さな街でそんなことで時間を持て余し。
飛び込みで無料の工場ツアーに申し込みました!
ギリギリ申し込みですぐにバスに乗り込み、一体どこまでどこの工場に行くのか不明のまま出発。
バスでこちらに向かう車内、待ちに待ったというほどウキウキしているイタリア人の中、到着しました!!
着いた先は、
なんと!生ハム工場で有名なRULIANO♡
詳しくはこのサイトから⇨www.ruliano.it/
ちょうどいい塩かげんで甘くて美味しい。1949年から作られている名店です。
工場内に入り、すべての荷物を預けてより奥へ。
工場内に入るために、こんな格好をします。
最初に後ろの釣り棚に豚の太もも部分を塩浸け職人が一つ一つのお肉に塩加減を決めていきます。
人間の足も人それぞれのように筋肉質やぽっちゃりさんなどいろいろ。それを長年の職人技でちょうど良い塩加減を決めるそうです。
すごい!!
塩職人が浸けた生ハムを熟成させる。
次に二つ目の部屋へ。今度は湿気を与えて風味豊かにします。
次に、表面の汚れや形を整えて保存します。
温度湿度調節した部屋で寝かします。
また温度湿度調整変化して整えた部屋で寝かします。
最後に出荷前の保管場所へ移動。そこにはこのような筒があってこれで上部と下部の気温湿度差を循環させて一定の環境を提供しています。
生ハムの本場、”PARMA"と印をつけ出荷です。
ガイドの人よりちょっとした豆知識♪もいただきました♡
骨つきの生ハムは冷暗所下であれば外気下でも保管可能だが、骨を外している状態では真空パックし冷蔵庫での保管が必要。
また、生ハムメロンは食べ合わせとしては最高に美味しいが、開封した生ハムとメロンを同じ冷蔵庫に保存すると、匂いが混ざりつきこれまたまずいものになるそうです。
生ハムは匂いがしっかりつかないように分けて保管がオススメです。
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